ロリータファッションにはインディーズブランドも数多くある。

個人、もしくは少人数で自分達の好きなものを少数生産しているブランドには、有名ブランドにはないこだわりや少数生産だからこそできる特典も多い。

ロリータファッションは市場が狭いので、有名ブランドの洋服だとすぐに人と被ってしまう。

それを逆手に取って双子コーデなどを楽しむのも良いが、洋服に並々ならぬこだわりを持つみなさんの中にはそのことに不満や、物足りなさを感じている人も多いのではないだろうか。

オリジナリティがあり丁寧な縫製、秀逸なデザインのインディーズブランドをいくつかご紹介しようと思う。

SERAPHIM(セラフィム)

(参考)http://k-seraphim.com/09/navi.html

レースやベルベット、ゴブラン、ちりめん等の素材を使用した上質なアイテムが特徴。清楚でクラシカルなデザインにまとまっており、着丈も長く甘ロリを卒業した大人ロリータにも上品に着こなせると密かに人気。

カフス・袖口もよく凝っている印象。ピンタック入りのカフスやレースの袖口は、ワンピースのさりげないアクセントとなっている。

使用するレースはどれも繊細で美しく、生地にも上質な素材を使用しているためシルエットもより一層綺麗に出る。

生地にまでとことんこだわることができるのは、インディーズブランドならでは。有名ブランドではコスト等の関係から断念せざるを得なく、時折、受注生産等でその需要に応えるのみのことが多い。

Triple*fortune(トリプルフォーチュン)

(参考)https://twitter.com/KERAonlineSHOP/status/786407182350770176

トリプルフォーチュンの目玉は、何と言ってもゴージャスな頭物!華やかな装飾のボンネットやエドワーディアンハットが特徴。

ドレスはシフォンなどの素材を使ったものが多く、生地を何重にも重ねたスカートが美しい。花々が柔らかに舞っていたり咲き誇っていたり…といった柄物もエレガント。

中世ヨーロッパの雰囲気を服全体で表現した、芸術品のようなドレスは海外でも人気。

デザイナーはアーティスト、声優、芸能人のライブ衣装の製作も請け負っている。

Tiramisu Tiny(ティラミスティニー)

(参考)http://vvstore.jp/i/vv_000000000090418/

「ちょっぴり背伸びした少女」がコンセプトの、双子のデザイナーが展開するブランド。画像は大人気のロイヤルベリーネックレスだが、もちろん洋服も可愛い。

レース等は多用せず、ピンタックやフリルをたっぷりと使用した丁寧なつくり。細部にまでこだわってデザインされているが、全体はシンプルですっきりとまとまっている。

モデルの深澤翠さんも愛用している隠れた名ブランド!現在はヴィレッジヴァンガードオンラインストアで購入することができる。

Pinasweetcollection

(参考)http://www.pina-sweetcollection.jp/

ゴシック&ロリータバイブルにも常連の、有名インディーズブランド。「フリル、レース、シャーリングを使った甘く上品なロリータファッション」というデザインコンセプトそのままの派手すぎない大人な甘さのアイテムが揃う。

ヨーク襟やAラインワンピースなど、ロマンティックなデザインのものが多い。柄物ならデザインをシンプルに、無地ならレースやシャーリングをたっぷり使い華やかに、とバランスがよく、すっきりまとまっているのが好印象。

カチューシャやお袖留めといった小物も、オリジナリティがあるが使いやすいデザインの定番色が揃い、他ブランドの洋服にも合わせやすいのでおすすめ。

デザイナーの佐藤有子さんはゴシック&ロリィタ展示即売会「PrincessDream」も主催している。

K.victoria

美しいラインを作り出すことができるコルセットを中心に取り扱う。「黒は女を美しくする」をモットーに、ゴシックな黒い洋服、小物も展開。

一点一点が手作りのコルセットは、ブラックやワインレッド、パープル等のカラー展開で、女性のウエストのくびれをさらに美しく見せてくれる。

コルセットはゴシックなワンピース、スカートとも相性が抜群。1着持っているだけでコーディネートの幅が一気に広がるので是非おすすめしたい。

Physical Drop(フィジカルドロップ)

(参考)http://tawaraya-kato.ocnk.net/product/2137

Metamorphoseの初期デザイナー加藤訓仁子さんが、2010年に立ち上げたブランド。画像のフィジカルセーラーは、フィジカルドロップの夏の定番商品。

絶妙なバランスのセーラーカラーが可愛い1着。ワンピースとしてそのまま着てもいいが、フロント開きなのでコートのようにさらっと羽織っても。

シンプルなデザインとなっているため、この上にエプロンを付けてもロリータらしくなりおすすめ。

カチューシャやコームはもちろん、麦わら帽子やベレーとの相性も抜群で、1枚で何通りものコーディネートが楽しめるアイテムである。

フリルやタック、シャーリングの使い方が非常に上手く、1枚の生地からさまざまな表情を引き出すデザインは見ていて飽きが来ない。上質な1着を長く楽しみたい方に勧めたいブランド。

実店舗として、フィジカルドロップ1号店が東京・自由が丘に、フィジカルドロップ2号店が京都・河原町にある。2号店はレースやりぼん、ボタン、布地の販売とレンタルスペースを併設した店舗となっている。

まとめ

ロリータファッション業界には、まだまだ紹介しきれないほどのたくさんの素敵なインディーズブランドがある。それらに出会うためにはインターネットを使用するか、展示即売会等のイベントに参加する必要がある。

注目度が上がってくればゴシック&ロリータバイブルなどの雑誌でも見られたり、セレクトショップで取り扱っていることもある。

有名ブランド以外にも素敵な洋服はたくさんあるので、視野を広げてリサーチしてみると求めていた洋服に出会えるかもしれない。