今回のテーマは介護支援専門員(ケアマネジャー)の仕事の魅力についてです。ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、私もケアマネジャーをしていたので経験談も踏まえながらどの様な仕事で、「実はどんな仕事内容なの?」「とっても大変そう?」と言うところまで掘り下げて説明していきたいと思います。

ケアマネジャーとはどういう仕事なのかの概論

ケアマネジャーは介護保険の要とも呼ばれる存在であり、これから迎える超高齢化社会を迎える日本を支えるとても大きな存在であり、重要性の高い仕事になります。どういう立場で仕事をするのかという所ですが、1人の介護認定を受けられた方に対して様々な介護サービスを提案したり、ご家族様とどういう支援をしていけばその方にとって生きがいのある生活を送れるのかを一緒に考えていく仕事になります。それには介護保険を熟知している必要性があり、柔軟に対応できる能力も必要になります。又、様々な介護事業所や病院、役所等との連携も必要になります。これだけ書くと「なんか大変そうだな~」とただ思われるのですが、今活躍されているケアマネジャーも最初はケアマネの卵だったのです。様々な経験を積みながら、覚えていける仕事なので一人前になれればもう立派なケアマネジャーとして介護・福祉業界で活躍し、やりがいのある仕事だなと感じるはずです。

ケアマネジャーの具体的な仕事内容

まずは対象とする高齢者の方の日常生活から家族構成、趣味や要支援・要介護状態になってしまった方の今後の生き方まで、様々な視点から分析する事から始めます。その後にケアプラン(介護サービス計画書)の作成に取り掛かります。対象の方の要望に沿った介護サービスは何を利用するのかや、これから生活をどう送っていくか、どういう関わりをもっていくかを盛り込んだ内容になります。そしてサービス担当者会議といってご本人、家族、介護サービス事業者、ケアマネジャー等が参加し全員がチームとしてケアプランをもとに話し合っていく場になります。その際ケアマネジャーが司会進行をしながら、様々な意見を聞いたり、出た意見の集約を行います。これらをもってして対象者の方の介護サービスが開始されていく事になります。
そして、いくらケアプランが完成しサービス担当者会議を開催してもそれだけでは対象者の方が実際介護サービスを利用しても、その方にとって効果や成果物があったのかを見極めなくてはなりません。そこでモニタリング(評価)を行う事になっています。ケアプランで計画した内容がどれだけ達成へと近づいているのか、もしくは悪い方向へ向かってないかを評価します。その他にも最低月に1度は対象者の方の自宅へ訪問し、状況や本人の意見などを伺いに行きます。そこで、来月の予定表(利用表)を確認して頂いて、良ければサインと捺印を頂きます。又、サービス事業者へ対象者の利用予定表(提供表)を渡します。なかなか業務が多いのですが話せばキリがないくらいまだまだあります(笑)しかしそれだけの責任がある仕事になるので、やりがいは多いにあると私は感じました。上記で述べた業務を私は最高38人受け持っていたので毎日がバタバタでしたが、ただただ「ありがとう」と言われる嬉しさが大きく心に響く仕事でもあります。そして給与の面ですが、バラつきがあり、総支給額で20万円~30万円くらいだと思います。独立も可能な仕事ですので、夢もあります。
資格試験には条件があり、医療・福祉系の資格を所持し尚且つ5年間以上の経験年数が必要になります。そして長い長い研修を受けて、晴れて介護支援専門員となれるのです。ちなみに合格率は現在約15%程となっております。私は1年勉強してなんとか受かりました。

介護支援専門員としての職場

主に在宅支援になると居宅介護支援事業所という所や施設でのケアマネジャーという2パターンが主になります。同じケアマネジャーでも在宅専門か施設専門かでは業務内容も基本は変わりませんが、少し違う所もあります。例えば施設でのケアマネジャーになると訪問、利用表の交付という業務は無くなります。その代わり、施設へ入居されている方の状況把握は在宅専門のケアマネジャーよりも細かくみていく必要性が出てきます。この様に、幅の広い業務であり、介護保険を細かく把握していく義務があるので研修等もとても充実しています。

まとめ

今回介護支援専門員(ケアマネジャー)について説明していきましたが、とても大変ですがそれ以上にやりがいのある仕事です。福祉の精神は当たり前に、医療についても学ぶ事ができます。又、日本は超高齢化社会に突入していきます。そこで今回ご紹介した、介護支援専門員という仕事は安定していますし、株式会社ではリストラも多くなってきていたり、正社員の雇用も難しくなってきています。そこで、この様な福祉業界は今後とても需要のある職種になります。ぜひ迷っていらっしゃる方はちょっと施設を見学に行く等してみるのも良いかもしれません。

執筆者について(masa)

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