現代の日本は介護の仕事への需要が高いのですが現実まったく足りていません。「介護っていわゆる3Kで思った以上に大変」「給与が低い」というような理由でなかなか誰もが率先してしてみたいという興味すらなかなか得られていないのが現状です。

しかし、介護の世界がどういうものなのか?具体的に説明していきたいと思います。ちなみに私は介護施設長をしておりますので、体験談や専門的見地でご紹介していきたいと思います。

具体的な介護の仕事内容

介護現時点では基本的に無資格でも働ける業界になります。介護の基本的な仕事は高齢者の方へ、出来ない部分(歩くのが一人では難しい、トイレが一人では不安がある)の介助をする事から始まります。様々な介助の場面があるかと思います。時には相談に乗ったり、レクリエーションをしたりと様々なスキルが必要ですし、身に付きます。

働く場所も施設からヘルパー、障害者施設等多岐に渡ります。そして一番介護で難しいとされるのが「認知症ケア」です。認知症という疾病は、様々です。

主に起きる症状として話したことをすぐに忘れて何回も聞いてきたり、今居る場所がわからない、徘徊等です。これらの症状に合わせたケアが難しい現実があります。認知症の方本人へ「あなた認知症なんだから、分かんなくて仕方ないのよ、私のいう事聞いててよ」といっても通用しません。

いくら認知症とは言えど好きな事、嫌な事ははっきり分かります。しかし認知症であるという自覚は無い方がほとんどですので、その方に対する介護を考える必要性があります。これが現実の介護の世界の入り口です。

介護業界は安定した収入と資格が取れます

介護業界に初めて入って3年が経過すると「介護福祉士」という国家資格の受験資格が得られます。この資格を持っている事で様々なメリットも生まれます。例えば昇給、昇進、手当て金、事業所の管理者になりやすい。等とまさに介護のプロです!みたいな資格です。

介護の世界は他の業種と比べると昇進が物凄く早いです。私は介護を始めて5年くらいで主任に抜擢されました。そして介護支援専門員という資格を取りました。通称ケアマネジャーと言います。
この資格は介護保険制度の要である立ち位置の仕事です。

年に1回試験があり、合格率が15%程まで落ち結構な難関試験となっております。介護保険制度を全て理解する必要があり、尚且つ試験に受かれば次は何ヶ月も続く研修を受けます。研修が終わりやっと資格者証を貰えるのです。

私はケアマネジャーになりたかったので、居宅介護支援事業所と言われる在宅生活をされている方のケアマネジャーになりました。介護現場とは違い、書類や会議が山のように押し寄せあたふたしておりましたがこれが大きな分岐点となりました。

居宅介護支援事業所の管理者へなった!

私はスカウトを受け、他の居宅介護支援事業所の管理者に抜擢されました。部下の指導やケアマネジャー業務、給付管理といって保険請求のような事、そして地区の介護支援専門員連絡協議会の副会長までする事になりました。この様に私だけでなく、頑張って資格を取り実績を積んでいけば出世は早い業界です。

給与も爆発的に上がる訳ではないですが、確実に安定した収入とやりがいがある職業になります。そしてとうとう上に上り積めたのです!

念願の介護施設長へなる!

介護ヘルパーと男性ある程度居宅介護支援事業所の管理者もして、知識や技量も付いただろうと感じ、たまたま出ていた求人の施設長を受けました。

そして見事合格しここまで来ること12年という早さで長になりました。まだ34歳の若造ですが、頑張り次第でどこまでもいけるのが介護職のメリットです。

もちろん向き不向きはあるかもしれませんが、とてもやりがいのある仕事です。

利用者様に「ありがとう」と言われると今でもやってて良かったこの仕事と感じます。

もちろん責任ある仕事で、精神的に辛いと辞めていく方もいらっしゃいますが、どこの会社でもそれなりの辛さはあるものなので、最近はようやくスポットのあたってきた職業です。

まとめ

今回介護の世界について色々と書いていきましたが介護職はとてもやりがいのある仕事であり、介護にも様々な方向性を持った職種が存在しているので自分に合った職種へ転向したりチャレンジできる所はかなり良いメリットだと思います。

まず介護福祉士をとり介護支援専門員へチャレンジする道をお勧めします。大学を出ている方なら社会福祉士、精神保健福祉士等も視野にはいる業界が福祉です。これから日本は超高齢化社会を迎えます。というか場所によっては迎えています。間違いなく職を失うリスクも低いですし、今からさらに需要も高まる事によって給与も上がるはずでしょう。これから何の仕事をしていこうか悩んでいる方がいらっしゃれば、ちょっと視野に入れてみるのもいいかと思います。

執筆者について(masa)

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