鬱病ってどういう病気なのか

うつ病は誰にでも可能性あり鬱病と聞くと「ただの怠けではないか?精神的に弱いだけなんだよ」というような感じに思われるのが未だ現代社会ではなかなか認知されてない病気であるのが現状です。実際私もそう思っていました。しかしまさか自分が鬱病になるとは思いもしませんでした。

そして、馬鹿にしていた自分が恥ずかしくもなりました。鬱病は何もしたくならず、脳の思考能力が完全にシャットダウンされてしまい寝ていてもネガティブ思考でなにをするにも億劫になります。
体験談を踏まえて実はこんな病気だよ!というような説明をして少しでも認知されるように書いていきますね!

何だか仕事に行くのがつらくなってきた

私がケアマネジャーをしている頃、とっても嫌いな上司がいました。何も教えてくれず、毎日怒られていました。そんな日が続くと「もう何もしたくない!」というような状態に陥りました。夜も眠れず、朝を迎えるのが嫌になりました。

仕事の効率も悪くなり、「あれ?なんだかおかしいぞ」と思い心療内科を受診した所、でました「鬱病」宣告です。これが闘病生活の始まりでした。

抗鬱薬を処方された

先生にサインバルタという抗鬱薬を処方してもらいました。これはセロトニンとノルアドレナリンを脳内に増やすというものです。現代精神医学ではこの2種類の脳内血中濃度が下がる事で鬱病になると言われています。ちなみにセロトニンが低下すると精神バランスが崩れて暴力的になりやすくなります。

ノルアドレナリンが低下すると意欲や集中力が無くなりやすくなります。
この薬を内服していて私は4回も仕事を辞めました。「なぜ?治るんじゃないの?」と思われますよね?なぜなのか?精神患者の闘病はまさに地獄なのです。

抗鬱薬により様々な変化が出る事がわかった

うつ病に苦しむ人抗鬱薬にも様々なものがあります。サインバルタは比較的新しい部類に入ります。大抵の鬱病患者にはまずサインバルタを処方する医者が多いです。サインバルタが1つの指標になっているのかもしれませんね。(憶測です)
カプセル型の薬で20mg~60mgまでで使い分けます。私はMAX60mgでした。主治医には続けて内服するようにと言われるのでそれに従い続けていました。

本題ですが、なぜ抗鬱薬を内服しているのに4回も転職するのか?実は、私はサインバルタにより躁転していたのです。躁転とはまさに異常なまでのハイテンションになり、その後一気に落ち込む状態に陥るのです。

なので職場では上司に暴言を吐きまくったりしてしまい、もちろん注意されます。そしておもいっきり落ち込むのです。それで会社を退職する事が度々ありました。

もう無理だ入院が視野に入った

会社を退職する事になり、また自宅でひたすら寝るような生活かと考えたのですが、主治医へ入院して完全に頭を冷やしたいと告げました。そして、他の精神科の病院へ入院する事になりました。

入院といっても治療はないのでひたすらノンビリ過ごす日々でしたが、私はそこで人生を変えるとても良い出会いが待っていたのです。

自分に合った主治医

気分転換も大事です入院先の病院でとても温厚な医師に出会えたのです。この時は非常にびっくりしました。前の主治医は5分程度毎回同じ話をして診察修了だったのですが、今回の主治医は毎回20分は話を聞いてくれました。そして、入院中に薬の調整を行いました。完全に私にはサインバルタは合っていなかったのです。薬は人それぞれなので、それを見出してくれたのが今回の主治医でした。服薬していた薬はほぼすべて変更になりました。

主となる抗鬱薬はリフレックスとジェイゾロフトに変更になりました。リフレックスはセロトニンとノルアドレナリンを増加させます。しかも寝る前に服用するのですが副作用に眠くなるという働きを併せ持っています。おかげでグッスリ眠れるようになりました。

ジェイゾロフトはセロトニンにのみ特化して効いてくれます。しかもマイルドに効いてくれるのがはっきり感じたので良かったです。
そして退院することになり、私は入院中に仕事を探すまで元気になっていたのですでに仕事が決まっていました。

今までケアマネジャーをしていたのですが主治医より、「ケアマネ」だけは今は辞めておくようにと言われていたので、私はなんと次の職種が介護施設長だったのです。責任がとても重い職種ですが、主治医より「なんとなく出勤してなんとなく帰ればそれでミッション完了だよ」と話されました。100パーセントで仕事をしていた自分にこの時気付く事ができました。

まとめ

世界中に鬱病をはじめ精神疾患で苦しんでいらっしゃる方は沢山います。私から一つだけ言える事があります。それは、自分に合った主治医へ出会える事です。よく話を聞いてくれて、良いアドバイスが出来る医師です。

なかなか難しいかもしれませんがそれがベストです。それが無理であれば訪問看護を依頼して、話をする事です。相手はなんでも共感してくれる術を持っています。現代では精神病患者への偏見が未だ無くなりませんが、私ははっきりと言えます。鬱になったおかげで以前より10倍は人間として強くなれました!そして人の上に立つ事ができる人間になれました。精神病患者ほど自分をよく知っている人間なのです。

執筆者について(masa)