皆さんは学生時代に塾に行きましたか?時代によっても行くのが当たり前という時とそうでない時、そして地域差がありますよね。今現在学生で、どこの塾に行ったらいいかわからないという方、もしくはお子さんの塾選びで迷っているという方は、今の塾事情をここで把握しておきましょう。どうせ月謝を払うなら自分や子どもに合っている塾でないとね。

集団塾

塾の先生塾には大きく分けて集団塾と個別指導塾があります。まずはこのどちらが向いているのかを見極めましょう。

集団塾とは、その名の通り集団の授業で、いわば学校の授業とイメージは同じです。

教壇に先生が1人立って、クラスには生徒が多数います。学校と違うのはその教え方で、学校は特に中学生だと成績の平均的なところを教えていますが、塾ではクラスごとのレベルに合わせて教えています。

また、定期テスト対策や受験対策という意識が大きく、点を取らなければサービス業が成り立たないため、できるだけ効率的な教え方をします。

例えば、「この数字が出たらこれしかないから」「ここさえ覚えておけば80点は取れるから」などと、テストの分析をし、勉強すべきところを確実に生徒に教えます。

この集団塾に向いているのは、競争心がある子、賢い子、自学自習がある程度確率している子です。

集団塾のデメリットは集団であるが故に授業中に質問をしづらいことです。授業内容をわからないところがないくらい理解できる頭が最低限必要です。

でないと塾に行っている意味がありません。学校の授業では物足りないな~と感じているなら、さらに高見を目指すには良いでしょう。

こう書くと、集団塾でもクラス分けがあるからついていけるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、定期テストで70点以下を取っている子にとっては集団塾は学校と同じという意識が働くことが多く、塾さえ行っていればいいと勘違いしてしまうことがあります。

やはり学校と同じく塾にも身を入れなければ学力は上がらないでしょう。

個別指導塾

個別指導は、塾によって先生1人に生徒が何人つくか決まっています。2人というところもあれば3人というところもあります。ここで気をつけなければならないのは、個別とうたってはいるものの、先生1人が生徒6人を持つというところもあることです。実はこれは集団に近くて、皆が解いているうちわからないところを聞くというスタイル。これはちょっとグレーゾーンで、個別指導の意味の抜け穴を通っている気もします。通常は先生が一度に受け持つ生徒は2,3人です。
しかし、このタイプは家で勉強し、疑問点だけ解決しに行きたいという子には向いているかもしれません。

授業風景ですが、例えば先生:生徒が1:2という塾なら、先生が1人を指導、解説している間にもう1人は演習をします。そして指導、解説が終わったらその演習をしていた子にまた指導をするというパターンです。勉強の仕方から何から全てに手を焼いてくれます。

この個別指導塾に向いているのは、学力レベルの低い子、集団では質問しづらい子、何を勉強したらいいかわからない子です。一人一人に完全に合わせるので、授業についていけないということはありません。個別ということで、英語の授業中に数学のわからない問題を1問聞いてみるなど融通が効く塾もあります。先生がいつも隣にいるのはサボれないというメリットもあるでしょう。
一方デメリットは、塾の月謝が高いということ。どうしても生徒に対して先生を多く雇わなければならないので、いい加減な塾でないならば月謝は高い傾向にあります。また、先生に手取り足とり教えてもらっていることに慣れると、先生がいないと勉強できない、とテスト本番で力を発揮できないタイプの子がいます。

厳しい現実

塾で発表する子供一日どれくらい勉強したらいいの?という質問がよくありますが、私は教育業界に勤めて厳しく悲しい現実を突き付けられました。

ものすごく勉強に対して一生懸命にやっている子より、勉強しなくても点が取れてしまうという子がいるのです。

天才型と努力型は現実にいました。

これは生まれながらに持ったセンスであり、賢さというのはそこである程度決まってしまっていると感じずにはいられませんでした。

だから上記の質問にはその子その子によって答えは変わってきます。

世の中平等とはいかず、運動神経のようなものが勉強にもあることを認識しておくことが必要なのだと思います。

自分なりに学力を上げるために通う塾、と考えると良いかも知れません。

まとめ

塾に通ったからと行って学力が上がるわけではありません。頭の良い子は自分がやるべきことがきちんとわかっています。あくまでそれを補充するのが塾なのです。もちろん最初は手取り足とり指導する塾もありますが、それが根本からわからない子もいます。それを個別で教えてほしいなら個別指導塾、競い合い、高みを目指したいという子は集団塾が向いています。

執筆者について(キキ)