サッカーやラグビーを見ていると、イングランド代表だったりスコットランド代表だったりが出てきますが、オリンピックではイギリス代表の選手が出てきますよね。ここで「?」と思った方も多いはず。

なんとなくわかってはいるけれど、結局イングランドやスコットランドって国なの?ならばイギリスって何?という疑問は多いはず。ここでそれをすっきりさせてしまいましょう!ただの知識だけではなく、今後旅行に行こうという時にも役立つはずですよ。

イギリスは4つの国でできている

イギリス関連グッズ1イギリスの正式名称って言えますか?

これは世界で2番目に長いとされています。

先日スコットランドがへそを曲げて独立しようとしていましたが、それがなくなったので名前はそのままです。

和名では、「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」となります。

ごほん、英名では、「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」となります。

イギリスを構成するのは、首都ロンドンがあるイングランドを始め、独立を虎視眈々と狙うスコットランド、スポーツでも活躍するウェールズ、そしてブリテン島から海を挟む北アイルランドです。

これらがややこしいのですよね。国の中にまた国?という疑問があります。これは分かりやすく日本で置き換えるならば、首都東京がある本州、アイヌ民族がいた北海道、うどんで活躍する四国、そして福岡が自慢の九州とでも言っておきましょうか。

イギリスという国の中にそれぞれ地域があり、イギリスの場合はそれぞれが自分たちの地域をものすごく愛しているのです。だからイギリスとしてまとめられなくはないし、誇りがあるから出身地も「私はイギリス人です」とは言わず、「スコットランド人です」と言うのです。もし旅行をしに行ったら、「Are you British?」などとくれぐれも言わないように!

それぞれの地域が国旗を持っている?

実は、前述でそれぞれの地域愛がすごいと述べましたが、それ故に4つの地域は国旗を持っています。それどころか、スコットランドは議会までありますし、通貨もポンドだとはいえデザインが全く違います。それぞれ「首都」だと言う都市もありますしね。

私はスコットランドに少しの間留学していたのですが、使い慣れたポンドを持ってロンドンに旅行に行ったことがあります。その時、観光地案内所で支払いを済ませようとしたら、そこのお姉さんは見たことがないお札だったのか、まじまじと見つめ、まるで偽札ではないかと疑うように明かりにすかしてみたりしていました。それくらいイングランド人には馴染みがないのです。同じ国なのに。

国歌も国花も通貨も国旗もそれぞれに持っている、独立心が強い不思議な地域が4つ集まったのがイギリスということですね。これは日本にない感覚なので、余計にわかりにくいのだと思います。議会まであるならそれはもう地域ではなく国ではないかと思うのもまた間違いではなくて、当の本人たちは独立したいので国と捉えている節もあります。そのあたりが曖昧さに拍車をかけているのでしょう。

「けなし愛」がまた面白い

イギリス関連グッズ2イギリス人は基本的に皆ジョークのセンスが絶妙です。これに何度舌を巻かれたことか!皮肉が特に上手いのですが、イングランド人はスコットランド人のことを、スコットランド人はイングランド人のことを皮肉っているのが面白いです。仲が良くない相手なので言いたい放題ですが、それがウィットにとんでいます。

もし、あなたが今度旅行に行く先がその4つの地域のうちどこなのかわかる状態であるならば、そこをイギリスではなくイングランドやスコットランド、ウェールズ、北アイルランドとみなして行くと良いです。そこまで敏感にならなくても良いのかもしれませんが、プライドが高く、愛国心(愛地域心)が強い彼らにとっては、「イギリス」という言葉に非常に敏感です。これを知らなかったが故に余計なトラブルにならないよう、最低限の知識は持っておきましょう。

本当はあなたも知っていたはずの知識

ネットなどでは、イギリスという国の成り立ちについての質問が多いですが、本当はこのあたりは中学生でも知っておかなければならない地理です。社会の授業としては習わないかもしれませんが、英語の授業で異文化紹介があったり、英文読解の内容になっていることもしばしば。意識していないだけで、気付くと結構頻繁に話題にされているものなのです。

まとめ

これでイギリスの旅行から帰ってきてもこの手の質問には絶妙に詳しいはずですね!私は、「イギリスって何語話すんだっけ」と言われて絶句した覚えがありますが、イギリスに少しでも関わったのなら、ちょっとした雑学を披露してみると良いでしょう。日本人はあまり知らないんだけどね・・・と切り出すと知識が豊富な人と思われるかも。あまり世界に目が行かない人も多いので、会社の話題作りとしても役立つかもしれませんね。

執筆者について(キキ)