既読スルー・既読無視(ライン)の口コミ・経験談・アドバイス0021先に断っておきますが、これは「私が既読スル―をした」話です。でも、その原因は私ではなく相手にあったと自信を持って断言できます。それは私が初めてLINEをしたときの話です。まだLINEそのものを始めていなかった頃、高校で出会ったクラスメイトに勧められ初めてIDを交換しました。その日の夕方、送られてきたメッセージが一言。「帰宅なう」なにそれ? とりあえず「おかえりなう」と返しておきましたが、同じ家でもないのにお帰りってなんだよ! ラインの使い方わかってない! とよくわからないお説教を受けました。なるほど、私に至らない点があったのだなと納得し、その日は遅くまでLINEの使い方を教わりましたが、翌日から複数のクラスメイトたちとIDを交換。少々頻繁にスマホが私を呼ぶようになって、どのメッセージから返信しようかと悩んでいる時、ふと気付いてしまいました。

・A「今○○街なう。 きょうぶらついてる人いる~?」「××ちゃんと会えた!! やっぱり運命の糸で結ばれてますわ(笑)」
・B「……おぅふ」「……親父に話しかけられてダウナーちぅ」「誰か慰めてけろ」
・C「ふろなう」「いまイタ車通った(笑)」「眠い……」
 
どれが私が最初にIDを交換した人か、わかりますか? 言うまでもなくCさんです。メッセージから、お風呂に入ったことはわかります。でも、どこで痛車を見たのか、塾かなにかで眠いのか、それとも家で眠いだけなのか、全くわかりません。何がしたいのかも伝わってきません。この人は私にどうして欲しいのでしょうか。
最初のうちこそ根気よくメッセージに返信していた私ですが、次第に面倒臭くなり、また、クラスでもCさんが浮きはじめたこともあって断交決定。様子を窺っていた限り、どうやら他にIDを交換したクラスメイトたちもCさんとのやりとりの虚しさに距離を置いていったようです。

私も最終的には、LINEの不具合のせいにしてCさんからのメッセージ通知を一切無視。読むこともありましたが、忙しかったことにして返信はほとんどしませんでした。そして関係が自然と消滅した頃にブロック。Cさんとの交友終了。学年が変わり、他のクラスになったCさんがその後どうなったかは、私も知りません。
この話をすると、大抵の人は「既読スル―なんてひどい」と言います。Cさんも言っていました。

「一言でも返してあげればいいのに」というのが常套句でしょうか。でも、当時のメッセージ読んでみてください。
「ふろなう」「湯加減どう?」「もう上がった」「湯ざめしないようにね」「とんがりコーンうまい」「そう」「そうってなんだよ!」
これが私の覚えている限り、Cさんとの最も印象的なやりとりであり、Cさんの問題を明確に表しているやりとりでもあります。
そのメッセージにどうコメントすればいいの? コメントに対して一切反応なし? 脈絡もないメッセージに反応してるのに逆ギレ?
ホラー番組の常套句、「おわかりいただけただろうか」をお借りします。

おわかりいただけただろうか。Cさんの宙に浮かんだ謎のメッセージ。どう見てもこちらの都合を考えていない。途中でフッと話題が消えて全く別の話題が現れたかと思えば、唐突に怒りの感情だけが私に向けられた。
どう見てもホラーです。どこがホラーかって、こんなにも自分本位で「相手は自分の望む反応をしてくれて当然」と考えている人間がいることが、並みの幽霊よりもよほど私には恐ろしく感じます。ついでにこちらからメッセージを送っても、素通りどころか余計に怒りを買う結果に終わるというのが怨霊のようでたまりません。
その後も様々な友人たちとのLINEトラブルはありましたが、彼女のメッセージへの返信に窮していた頃ほど苦しかった期間はありませんでした。
ここまで読んでいただいた方には、当時の私の感情の一端でも理解していただけたでしょうか。そうであれば幸いです。

なぜなら、Cさんは「全く感情のない短文」のみを送りつける人でした。だから私は、Cさんを反面教師に「いま起こったこと、思ったこと、味わった感情」をLINEに乗せて発信するようにしているからです。
私がIDを交換した友人たちの中には、返信も発信も苦手な人が何人かいます。そんな人たちでも、同じ怒りを抱えている時に、誰へともなく罵倒の言葉を書き殴ってストレスを発散したり、慰め合ったりすることができます。
フォロワーの多い人ほど、いわゆる「5W1H(いつ、どこで、だれが、なんのために、なにをしたか。どのように)」の全てを使って人を自分に共感させます。
それほどのものを友人には求めませんが、せめて2W、3wで終わっていまうような短文は送ってほしくありません。話題を持ち続ける気もないのなら、自分は黙って相手の話題に乗っかっているほうが幾分かマシでしょう。
人は理屈で考えて、感情で生きている生き物です。だから相手の感情を考えない人とはお話しできません。
いつかどこかで出会うかもしれない皆様へ。どうか皆様が感情を交わすことのできる方であることを願っています。

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