無双系ゲーム(無双ゲー)という言葉を聞いたことありますか?わらわらとたくさん出てくる敵を様々なアクションを駆使して、なぎ倒していくゲームのことを無双系ゲームと呼びます。

今では多くなったこの無双系のゲームですが、その元祖と言われるのが真・三国無双です。当時画期的だった、この無双系ゲームの走りとなった真・三国無双。一体どのようなゲームだったのでしょうか?

「真・三国無双」とは

真三国無双はPlayStation 2で発売されたゲームです。三国無双というゲームが元々あったのですが、それは対戦格闘であり、真とつくだけで別ゲームとして様変わりしたゲームとなり、当時話題となりました。プレイステーション2の性能をうまく利用して多くの敵を描写させ、それらを同時に倒す快感というものを初めて生み出したゲームです。

現在ではこのゲームのフォーマットは主流となっており、さまざまなゲームに使われており、そのようなゲームを無双系ゲームと呼ばれるようになりました。一度に多くの敵をド派手な技で吹っ飛ばすという今では当たり前のフォーマットも当時では非常に画期的でPlayStation では絶対に表現できないことだったため、当時良いプレステ2ユーザーとしては絶対にこのゲームはしておくべきだと言われるほどのゲームだったのです。

「真・三国無双」の良ゲー要素

真・三国無双真・三国無双をすれば、今となっては普通になってしまった無双系ゲームの原点を知ることができます。無双系ゲームの原点、それは爽快感です。

いかに多くの敵をド派手な攻撃で吹っ飛ばすか、何人の敵を倒すことができるのか、そして刻一刻と変わる状況の中で様々な指令をいくつクリアできるのか。

このようなゲームは当時存在していませんでした。そのためぼくも初めて真・三国無双をプレイした時、こんな面白いゲームがこの世にあっていいのかと思うほど感動を覚えたほど。

同じような思いをした人は多いのではないでしょうか。それほど、そんなゲームは当時存在しなかったのです。

一つのマップ、刻一刻と変わる戦場、一つの敵を倒したら次の敵をシームレスで倒すように命令される、これらは非常に画期的でした。

今までのゲームは1人の敵を倒したら、その場で一旦終了。その後新たなステージへということが多かったのですが、実際に戦場を自分で駆け巡り、戦局を自分で変えるという経験ができるこの真・三国無双。

新たなゲーム体験を味わせてくれたということで、鮮烈に記憶に残ってる人も多いのではないのでしょうか。

「真・三国無双」のクソゲー要素

そんな真・三国無双ですが、シリーズ第1作目ということもあり、様々なクソゲー要素を秘めていると言っても過言ではありません。まず今の無双系ゲームでは絶対にありえない仕様であるボスがランダムに自動回復するという仕様があります。

当時、僕もこの仕様に気づかず、ボスが殴っても殴っても死なないので、一体どういうことだというふうに思ってたのですが、なんでも倒されたボスはランダムで体力を数十%回復するという仕様があるそのため、倒しても倒しても死なないというものがあったのです。

当時からこの仕様に気づいてるユーザーも多かったようです。このような不満をメーカーにたたきつけたゲーマーがいたのか、真・三国無双2以降のシリーズではこのシステムは実装されなくなりました。また、この真・三国無双の大いなる欠点、それは飽きやすいということです。

最初のゲームプレイは非常に感動的なのですが、よくよく見てみると、敵はなにもしておらず、ただワラワラしているだけとカカシと化しているのです。最終的にはそのカカシを刈っていく作業のような形になってしまい、ボタンを連打してるだけでクリアできます。そのせいか、ステージ中盤で眠たくなってくるということも頻発しました。

また、ゲームの途中にある行われる指令も実は似たり寄ったりの同じようなことが多いため、作業感が拭いきれなかったのです。一発目のインパクトはこんなゲームしたことがないと感動するのですが、数時間ほどやってくると、またこの作業かと作業感が拭いきれず、あくびが出るほどつまらないという現象に陥ってしまうのです。

まとめ

当時としては非常に画期的な無双系ゲームのはしりとなった真・三国無双。ワラワラと群がる敵をド派手なアクションで打ち倒すというコンセプトは非常に感動的なものでした。

しかし、ハッとなって気付くと、ただワラワラしてるだけのかかしを倒す作業系ゲームであることに気づくのです。ゼルダの伝説で草を刈るのとあまり変わらず、まだ謎解きがあるゼルダのほうが面白いよと突っ込みを入れたのは僕だけでないことだと思います。

そんな真・三国無双もシリーズを重ね、今では飽きがきにくいゲームとして進化を続けています。シリーズの1作目となる本作は、様々な粗さが見えるゲームとなっています。

無双系ゲームのファンであるという人は、この第一作目を触ってみて、その荒さを逆に楽しんでみるというのはいかがでしょうか?殴っても殴っても死なないボスを楽しめるのは、本作だけですよ。

執筆者について(かずお)