プレイステーションが流行っている頃今のご時世とは違い、ゲームをやる人もすごく多かったのか、毎月さまざまなゲーム作品が発売されました。その中には、こんなゲーム買う奴がいるのと思うようなゲームも沢山あったのです。そんなソフトの一つが、炎の料理人 クッキングファイター好。プレステのバカゲーと言われてこのゲームを挙げる人も多い本作ですが、どのようなゲームなのでしょうか?詳しくご紹介していきます。

「炎の料理人 クッキングファイター好」とは

炎の料理人 クッキングファイター好はプレイステーションで発売されたソフト。ジャンルとしてはアクションゲームの部類に入ります。一応ストーリーというものがあり、そのストーリーに沿って登場してくるさまざまな敵を倒していくというもの。ゲームとしてはアクションゲームの部類に入り、クッキングファイターと呼ばれる猛者たちが料理対決を行うというもの。言葉に直すと非常にイメージしにくいですが、簡単に言うと出てくる食材を倒し料理に変えていくというアクションゲーム。説明したら余計に分からないですよね。

「炎の料理人 クッキングファイター好」の良ゲー要素

炎の料理人 クッキングファイター好そんな炎の料理人 クッキングファイター好ですが、先にお伝えしておくと良ゲー要素というのは非常に少なく、クソゲー要素の方が非常に多いです。あえて良ゲー要素を挙げるとしたら、当時では非常に珍しかったフルボイスであるということです。

ストーリーは、アドベンチャーパートと呼んでいいのか自分では何もすることなく勝手に淡々と様々なシーンが流れていくのですが、そのシーンをすべて豪華声優陣のフルボイスにて行われていくのです。

プレイステーションのゲームで完全フルボイスというものは珍しかったため、声優ファンからすると非常に嬉しい仕様でした。

またこの作品はいいのか悪いのか非常にパロディ要素が強いため、有名なアニメ作品や漫画作品を知っていれば知ってるほど、これはあのネタからパクって来てるなという笑いを得ることができるのです。

あえて良ゲー的な観点を言うと、ここまで。あとは残念ながら糞ゲーというかバカゲー要素に満ち溢れた作品となっています。

「炎の料理人 クッキングファイター好」のクソゲー要素

この本作のクソゲー要素は挙げればキリがないのですが、まず一つはそのアドベンチャーパートの雑さです。先ほどご紹介しましたフルボイスという点は非常に評価できるのですが、肝心の絵が残念すぎるのです。本当にプロのアニメーターが書いたのかと思えるほど。学生レベルのクオリティの絵が続き、それらは全く動くことはせず、紙芝居のように淡々と表示されていきます。フルボイスでなければ、こんな紙芝居見るのは苦痛だなと思うレベル。またゲーム性の根幹であるそのアクションゲームもゲーム性自体が破綻してると言っても過言ではありません。このゲームはフィールドをうろうろしている食材を倒して調理し、相手よりも多く調理した方が勝ちというゲームなのですが、実はこのゲームそんなことしなくても相手に簡単に勝てる方法があるのです。それは相手を殴るという方法です。本来食材を殴って料理にしなければならないのですが、常に食材を殴って料理にした相手を殴ると、なんと相手が作った料理を奪うことができるのです。食材は牛や鳥などがいて、殴りかかると攻撃を仕掛けてくるためなかなか料理にすることはできません。ですが、その食材を集めることに夢中になっている相手を背後から襲い、攻撃することによって簡単に料理が手に入ることができるという仕様が発見され、いとも簡単にゲームをクリアすることができるのが判明したのです。実際、僕もこのゲームをプレイしており、食材があまりにも抵抗してくるので、つい相手をボコボコ殴ったところ、相手から作った料理が飛び出してきたため、びっくりしました。「じゃあ、もう相手が料理を作るまで待って、その間後に相手を殴ればいいじゃん」この事実に気づいたとき、アクションパートはただの作業ゲーと化していました。

まとめ

炎の料理人 クッキングファイター好は声優好きにとっては非常に嬉しい仕様となってます。当時のプレイステーションゲームとしては珍しいフルボイス仕様のため、人気声優の美しい声をこれでもかと聞くことができます。ですがそれ以外でいい点を挙げろと言われたらなかなか難しいクソゲー要素の方が多いゲームとなっています。ストーリーパートは絵の素人が書いたのかと突っ込みたくなるような構図やクオリティーの紙芝居が永遠と続き、やっと始まったと思われるアクションゲームもゲーム性自体が破綻しており、相手をタコ殴りにさえすればすぐ勝てるという仕様。「豪華声優だけ使っているんだから、いろいろ問題はあるけど許してね」と制作メーカーから言われてるような気がするゲームです。ですが、一周回って今この炎の料理人 クッキングファイター好をすると非常に楽しめるかもしれません。当時まだキャリアが浅かった声優さんの初々しい演技も聞けますし、クソゲーという前提で遊べば、多いパロディシーンやあまりにも単調すぎるアクションゲームパートなどバカゲーという観点だと思う遊べば楽しめるかもしれません。ですが当時フルプライスで買った僕からすると、ふざけんなよというクオリティのゲームである事は間違いありません。

執筆者について(かずお)