未だに根強い人気を誇るドラゴンボール。今ではドラゴンボール超と名前を変えて、アニメが放送中です。そんなドラゴンボールは数々のゲームが発売されています。そんな中では良ゲーの要素が一切ないクソゲーと呼ばれている作品も多く、その多くはファミコンやスーパーファミコンのソフトでした。そんなドラゴンボールもPlayStation 2で発売されるようになり、ついにドラゴンボールのクソゲーもう終焉を迎えたかと思われましたが、いろいろな意味でクソゲーとなってしまったソフト、ドラゴンボールZ なのです。

「ドラゴンボールZ」とは

ドラゴンボールZ とはPlayStation 2で発売された対戦格闘ゲームです。ドラゴンボールの対戦格闘ゲームといえば様々なものが発売されてきましたが、スーパーファミコンの時に発売されたスーパー武闘伝シリーズの流れを組んだ作品となっています。当初このゲームを予約で買えば、リアルドラゴンボールが付いてくるということもあり、こぞって予約から買うという人が多かったゲームでもあります。また、ドラゴンボールゲーム初のプレイステーション2で、フルポリゴンで描かれたということもあり、多くの話題を集めました。

「ドラゴンボールZ」の良ゲー要素

ドラゴンボールZそんなドラゴンボールZ ですが、往年のドラゴンボールファンを喜ばせる演出が一つあったんです。

それが戦闘中にスーパーサイヤ人に変身できるという点。今までのドラゴンボールゲームは最初からスーパーサイヤ人になっているということばかりで、よく劇中であったピンチになるとスーパーサイヤ人になって、展開を逆転するということが自分で演出することができなかったのですが、プレイステーション2になって処理やゲーム性が上がったのか、このプレイステーション2のドラゴンボールZ は戦闘中に好きなタイミングでスーパーサイヤ人に変身できるようになったのです。

そのためわざとボコボコにされてギリギリの段階でスーパーサイヤ人になるというアニメさながらの演出が自分で、できるようになりました。

またスーパーサイヤ人だけではなく、界王拳や潜在能力開放などドラゴンボールファンであれば一度は自分でしたかった、あの変身形態が自分で再現できるようになったのです。

また、ドラゴンボールファンを喜ばせるような演出は他にも多いです。一度やってみたかった気弾はじきもできるようになっています。

相手から飛んできたエネルギー弾をうまくボタンを押すことによって弾き返せるという仕様が追加されたのです。

今までのドラゴンボールゲームではないドラゴンボールっぽい演出にドラゴンボールファンは歓喜したものです。

「ドラゴンボールZ」のクソゲー要素

ドラゴンボールZ はよくあるクソゲー要素、つまりゲーム性が破綻するようなクソゲーではないのですが、あえて文句を挙げるならば、次回作が絶対に出るよということを匂わされた作りだったのです。というのも、ドラゴンボールZ と評しながらセル戦までしか収録されていないという難点があったのです。ドラゴンボールZ と題するからには魔人ブウ編というものを絶対に入れるべきだとみんな思っていたのですが、なんとセル戦までしか収録されていないという尻切れトンボ感。絶対に魔人ブウ編は改めて出すのだろうなと思っていたら案の定ドラゴンボールZ 2ということで、魔人ブウ編が収録されたゲームが新たに発売されました。やるなら最後まで本気出してやってくれよと思うような作りだったのです。また、対戦格闘ゲームとして題していましたが、対戦ツールとしてのゲーム性に破綻がなかったかといわれたら、そうではありません。ハメ技やお手軽必殺技が存在し、自分の能力やテクニックを競って勝つというわけではなく、一方的に必殺技かハメ技をだしまくれば勝てるという、対戦格闘ゲームとしてバランスに問題がありました。もともとドラゴンボールゲームはストリートファイターシリーズのように対戦ゲーム対戦ツールとして開発を行っていないため、様々な破綻はあるのかもしれませんが、友達と対戦する時、かめはめ波の撃ち合いになってしまうとやはり面白みはありません。この点を考慮したのか、のちのちにスパーキングシリーズというものが発売ですが、これは対戦ツールとしてはあまりの難しすぎて、次はとっつきにくいという難点を残してしまい、ドラゴンボールの対戦格闘ゲームを対戦ツールとして確定させるの難しいという永遠の難題を生み出してしまったと言っても過言ではありません。

まとめ

プレイステーション2のドラゴンボールZ はついに戦闘中にスーパーサイヤ人に変身できるというファンなら一度やってみたかった演出というものを自分でできるようになりました。また、この作品はIF ストーリー編というもあり、ナッパが死んだことによって、スーパーサイヤ人に目覚めるベジータなど「同人誌か!」と突っ込みたくなるようなストーリーを楽しむことができます。対戦ツールとしては色々破綻していますが、今のドラゴンボールゲームにはない要素がたくさんあるゲームなのでドラゴンボールゲームのファンはやってみてはいかがでしょうか?

執筆者について(かずお)