ギャルゲーというものをご存知でしょうか。いわゆる二次元の女の子達との様々なデートや会話などを楽しむというゲームです。ここれらのゲームはなぜ楽しいかというとその魅力的な二次元女性キャラクターにキュンキュンするためと言っても過言ではありません。ですがギャルゲーにもう飽きている人も多いのではないでしょうか。似たようなキャラクターデザイン、似たような性格、似たような設定。これらに飽き飽きしてる人多いでしょう。そんな人にお勧めのゲームが「タイムギャル」です。昨今のギャルゲーには飽きたという人は、このタイムギャルをすることによってギャルゲー本来の楽しさとは一体何なのかということに気づけるでしょう。

「タイムギャル」とは

タイムギャルタイムギャルとはプレイステーションで発売されたゲーム。「タイムギャル&忍者ハヤテ」という正式タイトルでリリースされています。このタイムギャルはアーケードの移植です。どんなゲームなのかというと、いわゆるタイミングゲームです。ギャルゲーじゃねーのかよ!というツッコミが入ってきそうですが、ギャルゲー要素はしっかりとあります。タイミングゲームにも関わらず、ギャルゲーなのはなぜかと言うと、タイムギャルの主人公レイカというキャラクターが非常に魅力的なのです。ギャルゲーといえば何人かのキャラクターが出てくることが多いですが、タイムギャルにはレイカしか出てきません。レイカを使って冒険をクリアしていくというギャルゲーとはかけ離れているのですが、ギャルゲー本来の楽しみである「そのキャラクターの魅力を楽しむ」という面ではこのタイムギャルはギャルゲー以上にギャルゲーです。

タイムギャルの良ゲー要素

タイムギャルは様々な困難を指示されたボタンを押すことによって突破していくというもの。実際に恐竜時代にタイムスリップし、恐竜に襲われます。その牙から逃げるために指示ボタンを押せば突破。タイミングが合わなければ、恐竜の牙によってレイカの服が破けます。当時のゲーマーたちはわざとボタンは違い、レイカのリアクションを楽しむという、このゲームの本来の方向性とは違った楽しみ方をする猛者がいました。それほど、このレイカのリアクションは非常に楽しいものです。また特筆すべきなのは最近のギャルゲーでよくある紙芝居ではなく、すべてすべてアニメーションで描かれているのです。その作画枚数は何枚なのかと疑いたくなるほどヌルヌルと動くアニメーション。レイカのキャラデザは少し古いと思われるかもしれませんが、うる星やつらのアニメバージョンなどが好きなおっさんにはたまらない当時流行ったキャラデザ。そのレイカが生き生きと動く姿は非常に魅力的です。あなたもタイムギャルをすることによって、おそらくきちんとしたクリアを目指すのではなく、いかにレイカを失敗させるのか、そしてその失敗のリアクションはどうなのかということに時間を費やすでしょう。

タイムギャルのクソゲー要素

話の本筋も一応あり、タイムパトロールであるレイカが世界の滅亡をたくらむ変なおっさん、ルーダからその野望を阻止するために各時代を転々としながら問題を解決していくというストーリー。おそらくルーダが倒されてレイカは世界を救うんだろうなと簡単に想像つくと思います。実際その通りなのです。そのため次のストーリーが気になるというワクワクはあまりありません。先述したように、いかにレイカに失敗をさせ、そのリアクションを全部見られるかどうかというところに注力されてきます。そんな目的を見透かしたのかこのゲームのボタンを押すタイミングは非常にシビアになっており、ちゃんと押しただろうと思うようなタイミングでも失敗をするということが頻繁に起こりえます。今のゲームは非常に簡単に作られていますが、このタイムギャルのボタンタイミングは非常にシビア。おなじところで失敗しすぎて、もうリアクションはさすが見飽きたよというのは何度も起こり得るでしょう。でも次のステージまで行かなければ新しいリアクションを見ることができないため、何度もボタンのタイミングを研究することになります。すべてのリアクションを見るためには次に出てくるボタンの種類とそのタイミングを全て熟知しなければならないと言う苦行を課せられます。それを達成した者だけがレイカの全リアクションという栄光を手に入れることができるのです。

まとめ

以上、異色のギャルゲーもといタイミングアクションゲームであるタイムギャルについてご紹介しました。30代ぐらいのアニメ好きのオッサンにならば、間違いなくハマるキャラデザの主人公レイカの愛らしさ。20代の最近のアニメのキャラデザに慣れた人でもこんな世界があったのかと、新たな世界を垣間見ることができる魅力を持っています。良質なアニメーションとは一体何なのかというのを知ることができる稀有なゲームのため、アニメファンとっても必見です。あまりにもタイミングがシビアすぎるため少しイラッとする点はあるでしょうが、それにも勝るレイカのリアクションのために、その神経を研ぎ澄ましてゲームクリアのために頑張ってみてください。

執筆者について(かずお)