いじめ相談対策の口コミ・経験談・アドバイス0047私は、20代の女性です。小学校4年生のときと中学校1年生のときの2回、いじめを受けたことがあります。その時のことについて、大人になってもよく考えますし、大人になって改めて考えたからこそ見えてきたこともあります。
そのうち、小学校5年生のときにうけたいじめの体験談と、それを踏まえて今はどう考えているのかなどを書いていきたいと思います。

まず、私の受けたいじめについてです。冒頭に書いた通り、私は、小学校4年生のときと中学校1年生のときにいじめを受けましたが、人生で初めていじめられた4年生のときは特にショックだったので、その体験談をお話ししたいと思います。
小学校4年生のときは、それまで仲が良かったはずの友達グループからいじめられました。きっかけは、私がグループ以外のクラスメイトとも遊ぶような子だったことでした。
小学生や中学生の女子って、グループとか派閥の意識がかなり強いですよね。女子ならグループ争いやいざこざを経験したことがある人も少なくないのではないでしょうか。
小学生のころの私は、特にグループや派閥を意識していませんでした。そういったものにこだわらず、仲良くなった人や話が合う人とは遊びたいと考える子どもでした。
しかし、周りの女の子たちはそうではなく、そのギャップや溝が、彼女たちの反感を買ってしまったらしいのです。

当時私が主に遊んでいたのはMちゃんという女の子で、私は特に意識していなかったのですが、MちゃんやMちゃんの周りの子からすれば、私はMちゃんグループの一員という認識だったようです。
でも、私はMちゃんグループ以外の子とも遊びます。そのことでMちゃん自身もMちゃんグループの子たちも「私たちのグループのはずなのに、他のグループの子とも遊ぶなんてむかつく」と感じていたようなのです。
その「むかつく」といった感情が、いじめという方向へ向かいました。

最初のころは、無視程度でした。私が話しかけても、徹底的に無視されました。
昨日まで普通に話していた友人たちから無視されるのはとてもショックでした。それまで、友達に無視されるという経験はしたことがなく、深く傷つきました。

上に書いたような「グループ意識の溝」といういじめの原因も後からわかったことでしたから、無視され始めた当初は自分が無視される理由も全く分からず、ただただ戸惑いました。
無視はだんだん、罵倒へと変化しました。私にわざと聞こえるような声で、ひどい悪口をたくさん言われました。「ブス」「うざい」「近寄るな」「むかつく」ほかにも、本当にひどい言葉ばかりでした。また、すれ違いざまに強く小突かれるなど、程度は重くないにしろ、暴力も受けるようになりました。
それでも、友達を失うのが怖くて、ひどいことをされてもMちゃんグループにすがるというか、固執し続けました。でも、状況は変わらず、いじめは続きました。

4年生の秋ごろからいじめを受け始めて、学年終わりまでそれがずっと続きました。
幸いだったのは、いじめをしてくるのはMちゃんグループの子だけだったことと、5年生に上がるときにクラス替えがあって、それに伴っていじめが終わったことです。

でも、いじめを受け始めた秋から学年終わりまで、地獄のように長くて、毎日泣いて苦しかったのを今でも覚えています。

このような経験をしましたが、大人になって当時のことを考えると、いろいろ思うことがあります。
特に強く思うのが、小さな世界の出来事だったなということです。

テレビでもおなじみの魚類学者のさかなクンが以前、こんなことを言っていました。
「魚は、広い海にいるときはみんな仲良く暮らしています。でも、小さな水槽に移したとたんに、いじめが始まってしまうのです。」

これは、人間にも言えることだと思います。
特に学校はそうですが、学校に通う子供は、学校が、もっと言えば自分のいる教室が世界のすべてであると考えてしまいがちです。
私も、Mちゃんグループからいじめられたとき、それまではグループ関係なく遊ぶような子供だったのに、Mちゃんたちからいじめられたとたん、急に怖くなってしまいました。
Mちゃんたちから嫌われたら自分の居場所がなくなってしまうのではないか。そう考えて、Mちゃんたちに固執し、すがったり媚びたりするようになってしまったのです。いじめられているにも関わらず、です。
でも、私の場合で言えば、Mちゃんグループ以外にも自分の居場所は絶対にあるし、世界はそこだけではないはずだったのです。大人になった今、本当にそう思います。

だから、もしこの文章を、いまいじめられている方が読んでいるのだとしたら、辛い世界はすぐに捨てて、もっと広い世界へ逃げ込んでほしいと思います。
教室や学校でいじめられたらもう終わりだと考えてしまう気持ちは痛いほどよくわかります。でも、そこだけにすがる必要は全くないんです。
逃げるのは決して弱さからくる行為ではありません。逃げるのも立派なことです。勇気のいることです。
あなたが生きやすい場所が必ずあるはずなので、勇気をもって、ぜひ、逃げてください。

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