いじめ相談対策の口コミ・経験談・アドバイス0038いろいろな価値観や感性がはぐくまれる幼少期から思春期にかけていじめに遭うというのは、本当に悲しく残念な経験です。

でも、この世の中は、学校生活を含め、嫁姑の関係、ママ友、職場、いろいろなところでいじめが起きていて、これを世の中から根絶することはきっと不可能なことなのだと思います。

私も小学生の時、家が貧しかったために、みんなと同じようなお洋服を着せてもらえなかったことが原因でいじめに遭いました。

最初のいじめは小学校4年生の時です。

家族の経済状態はそんなに劇的に変化しませんから、なんとなく貧しくて、なんとなくみんなと違っていて、そしていつもみんなから嫌われてしまうという雰囲気は中学3年まで続きました。

一時期は不登校気味にもなりましたが、私の場合は貧しい生活をしている親が雑草のような強い心を持っていたので、不登校を貫くことも許されず、泣き言も許されず、ひきこもる事も許されず、今振り返ると、恐ろしいほどのスパルタで育てられました。

そして高校生になってアルバイトをはじめ、自分でお金を稼ぐようになって、人並みのカバン、人並みの靴下、人並みの通学靴、人並みの小物、人並みの自転車と、人並みのものを持てるようになり、人並みの外見になったら友達ができました。

自分の家の近所から遠く離れた高校であり、偏差値も比較的高い学校だったので、ゲスないじめをするような低俗な人が少なかったのもいじめ脱却の一つの要素だったと思います。

でも、子供のころにいじめられた経験は、私のその後の人格形成に大きく影響し、人の顔色をいつも伺ったり、嫌われていないかどうかいつもビクビクしたり、人になかなか心を開くことができないというのも、いじめを経験した結果だと思っています。

また、いじめられた経験を思い出すと自分の子供はほしくないという気持ちにもなります。

もちろん、生まれた子供がいじめられたら…という恐怖感もありますが、逆に自分の子供がいじめっ子になってもこまります。

自分が正しい価値観や正しい教育をする自信がありません。

それでこのことは夫とも真剣に話し合い、私たちは子供を持たないことに決めています。

こんな風に考えるようになり、こういう人生の選択をしたこともいじめの影響だと思っています。

今は、SNSが普及したことで、いじめの深刻さや残酷さや陰険さがパワーアップしています。

だから、私も、今のこの時代に自分が学生でいじめられたら、果たして耐えられるだろうか、克服できるだろうかと思うところです。

最近はいじめを体験したことを共有できる友人が増えました。

いじめにもいろいろな種類があり、個人個人違う状況があり、解決できた人もいれば、そのまましばらく引きこもりをした人もいるし、うつ病を発症してしまった人もいます。

そしてみんな、いじめの現実や最近でもいじめに悩んで自ら命を絶ってしまう人がいる現状に本当に心を痛めています。

それでいろいろみんなと話をして思うことなのですが、親が子供を育てるにあたり、ただし価値観や想像力、そして心の強さを持つように育てることが本当に大切です。

いじめをする子供たちは、往々に善悪の判断がついていません。

いじめることが悪いことだと、徒党を組んで多勢に無勢でいじめをすることが本当に悪いことだと理解していないのです。

さらに、いじめを受けている相手がどんな気持ちになるかを想像することもできません。人の気持ちを思いやる能力が欠落しているのです。

そのくせ、「自分がムカついた」「自分がウザいと思う」「自分がキモイと思う」というような自分の気持には敏感で、それが自分だけの主観であるとは気づかず、みんなにもその意見を押し付けるという、まったく自己中心的な考え方で凝り固まっています。

こういういじめっ子というのは大人の私たちから見るとすごく愚かでみじめな人間です。

大人でそういうことをする人がいたら本当に恥ずかしいです。

大人同士の付き合いであれば、そういう愚かな価値観や思考や行動を指摘することもできるし、批判することもできます。

でも、子供たちの社会の中では、みんな経験不足だし、みんな成長過程なので、正しい判断や指摘をすることもできません。

だからこそ言えるのは親がしっかりと価値観を教え込むことです。

いじめをしている子供の親は、親自身が自己中心的で自分の子供ことしか考えられない人だったり、あるいは仕事などに忙しく、子供としっかりかかわっていなくて子供に心の教育をしていない、という場合が多いです。

そこで声を大にして言いたいのは、やはり誰かが教えなければ、自分以外の人の気持ちを想像する能力は育めないということです。

過保護に、過剰に自分の子供の利益ばかりを追求すれば子供も自己中心的になるでしょう。

テレビばかり見せて、親がきちんと価値観を教え込まなければ、人の気持ちを考えず突っ込んだり、毒舌を吐いたり、いじめと笑いの境目のつかない感覚になってしまいます。

こういう現実を親がしっかりと受け止め、子供が生まれた時から、いじめられる子にもそしていじめる子にもならないように、自分を慈しみ、同じくらい人を持慈しみ、自分の言動はほかの人をどんな気持ちにさせるかということを、きちんと教え込むべきです。

そして、自分にも個性がありほかの人にもそれぞれ個性があり、違う人をも受け入れ認め合って生きていく、これが社会なのだということを小さなときから教え込まなければいけないと思います。

それでもいじめを根絶することは難しいと思いますが、親が小さい時から心の教育をすることなくしては、いじめを減らすことすらできないと思います。

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