いじめ相談対策の口コミ・経験談・アドバイス0035私が初めていじめを受けたと認識したのは、幼稚園の頃でした。

ただ、その頃のいじめはほんの些細な事で物を隠されたとか「○○ちゃんとは遊ばない」という子が数人いたくらいでほとんどの子は一緒に遊んでくれていたと思います。

いじめというよりはいたずらといった方がいいかもしれません。

ただ、今思うとそんな小さな子でも自分と合わない人間を排除しようとする一面を人間は持っているのだなと思います。

私が住んでいたのは田舎だったので幼稚園のすぐ隣に小学校があり、卒園後はそのまま小学校に入学し、クラスも一クラスしかないのでメンバーもほぼ同じでした。

そんな状況なので、やはり小学校に入ってからもいじめはありました。

今覚えている中では、当時は集団下校ではなくそれぞれ友達と下校するスタイルだったのですが、男の子と女の子のグループに後ろからランドセルを叩かれて転びそうになったり、髪の毛に水をかけられたりされました。

好きでもない男の子とキスをしろと5、6人くらいの子に囲まれて無理やりさせられたりもありました。

高学年になると階段から突き落とされそうになったこともありました。

正直、なぜ自分がそんな目にあっているのかこの頃はわかりませんでした。

でも、私がどんな子どもだったかというと自分が養女だと幼稚園の頃に養父母から知らされて、他の人とは違うんだということにすごく引け目を感じていたように思います。

常に暗かったですし、自分の意見を言うのが下手だったように思います。遠足とか、小学校では写真を撮るシーンも多かったですが常に真顔で子供らしい表情が乏しかったです。

だからといって、今現在進行形でいじめにあっている人に「あなたにも原因があるんじゃない?」とはとても言えません。

私の小学校時代というのは、すでに20年以上前の事なので今のいじめとは質が違うのではないかと思うからです。

でも、時代が違ってもきっといじめをよくないことだとわかっている人はいると思うし周りに流されず、自分の意志で関わりを持ってくれる人もいると思います。

ただ、私の場合は自分が原因で無視をされるということがありました。

中学校でバスケットボール部に入っていたのですが、ある時練習試合に出かけて行った先の階段で足を捻って捻挫するというドジをやらかしました。午前中でその練習試合が終わって、昼からカラオケに行こうという話で盛り上がっている他のメンバーを見て仲間はずれになりたくないと焦った私は、足を捻ったことを「大したことないから」と言って、午後からメンバーと一緒に遊んでしまったんです。

ところが、その夜捻った足が赤く腫れあがり痛くなったので翌朝病院に行くと部活動は禁止だと言われ、その日の放課後の部活動からしばらく見学をすることになりました。

メンバーにしてみたら、昨日遊んでたのにという不満で納得できなかったんだと思います。

次第に、メンバーから無視をされるようになり、練習に参加できるようになってからも無視は続きました。

チームワークが不可欠なバスケットボールなのにそんな状態でうまくいくはずもなく、結局辛くなったので逃げました。

先生にいじめられたと訴えて部活を変えました。美術部に変わったのですが、そこでは穏やかでいじめられるどころか経験もないうちから部長を任されたくらいです。

バスケット部で対人関係がとても怖くなった私ですが、美術部に変わったおかげでそこではそれなりに自信をもって過ごすことができました。

自分のやったことは人の信頼を裏切ることだった思うし悪かったと思っています。とはいえ、ずっとそこにいれば私の精神は壊れていたかもしれないです。

だから、逃げてよかったと思います。逃げられる場所があったことを本当に良かったと思っています。

今、いじめにあっている人に言いたいことは、逃げてもいいということです。

私は今、人の親になることができました。親が子に望むことはただひたすらにその子の幸せです。

幸せになるために生まれてきたんだと自分に自信を持ってほしいと思います。

そのために先生や親、社会人ならば信頼できる同僚、上司、誰でもいいから打ち明けることが大切だと思います。

いじめられた辛さを自分の心の中にしまい込んでも、それは自分の心の中を暗く道を閉ざしてしまうことにしかなりません。

昨今、いじめを苦に自ら命を絶ったというニュースもよく見るようになりました。とても悲しい事です。

家族も、友達も、自分の味方は1人もいないと思ってしまったのかもしれません。

今の状況から逃げる方法は自ら命を絶つ以外ありえないと思ったのかもしれません。

親が悲しむからいじめられても学校に行かなくちゃと思う子もいるかもしれないけど、本当に親が悲しいと思うことは子が自分を信頼して正直に話してくれないことです。登校拒否でもなんでもいい、自分の辛さを正直に打ち明けてほしいと親は思っています。

私の友人に、子どもさんがいじめが原因で登校拒否になったことを機に引っ越し、転校までさせた人がいます。

その子どもさんは新しい学校で、沢山の友達ができ楽しい学校生活を送っています。

打ち明ける勇気さえ出せたら、いじめられるという状況から逃げ出すことはできます。

人生なんて常にうまくいくことばかりではないので、回り道したりちょっと止まったり、時には逃げてもいいと思います。

どんな道を歩いても、人生の最期に”幸せな人生だった”と思えたら、勝ちだと私は思います。

最期なんて書き方は縁起でもないかもしれないけど、いじめられた経験があり、そこから逃げたからこそ思えることです。今、書いているこの文章を読んで一人でも多くの人が幸せになってくれることを願うばかりです。

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