いじめ相談対策の口コミ・経験談・アドバイス0016小学5年生の頃から中学2年頃までいじめられていました。

理由は『名前』です。

当時は今の様なキラキラネームなんて無かった時代で、私の名前も特別捻りが有った訳では無いのですが、“勝“って字を“負”って変えて呼ばれる程度です。

でもやっぱり男の子です、そうやって小馬鹿にされるとムキになって喧嘩してました。

最初は男子2〜3人が相手。そのうち女子が加わり、クラスの半数以上。終いには先生にまで授業中に”負”と呼ばれました。先生に呼ばれた時に『あーもうどうする事も出来ないんだな』って子供ながらに諦めて、抵抗を止めました。

それからは言葉だけだったイジメは徐々にエスカレートして、一方的に殴られたり蹴られたり。朝隣のクラスの連中がドカドカと乗り込んで来て、隣の教室に閉じ込められて、朝礼に出られずに遅刻扱いにされたり。

先生も気づいてた筈なのに、見て見ぬフリをしてたんだと思います。

両親にも相談しましたが、当時は今の様に大きな問題ではなかった時代、両親も『弱いお前が悪い』って謎理論で取り合ってくれませんでしたし、私も私で登校を拒否せずただ黙ってイジメられに登校してました。

中学生になると更にイジメは一段階上のステージへ。

殴る蹴るシカト、物を隠されるなんて日常茶飯事。集合写真の自分の顔を塗りつぶされる。廊下に貼られた美術の絵をクシャクシャにされトイレに捨てられる。

遂にはイタ電や真夜中のピンポンダッシュ等の自宅や家族へも攻撃が始まりました。

それでも両親は学校に対応を求める訳ではなく『やられたらやり返せ』の当時の親にありがちな理論を私に押し付けてくる始末。

中学の先生も、当然気付いていた筈なんですけど、私の中学は普通の生徒に厳しく、ヤンキー生徒には優しく対応する様な学校だったので、ここでもやっぱり見て見ぬフリをされてました。

正に四面楚歌の八方ふさがり。味方なんて誰もいない、ひたすら我慢するしかなかったです。

さて、ここからはイジメから解放された話。そんな私でも部活は運動部に入っており、勿論部活内でもイジメられてましたが、これまた部活も真面目に毎日出てました。

何故かその部活では筋トレを物凄くやってて、その為身体はみるみる筋肉質に。

更に身長も周りより頭一つ出る位に成長しておりました。

そんなある日、廊下を歩いているとドスっと腹パンチを食らいました。

いつも私をイジメてたヤンキー生徒です。

呼吸が困難になって身体を丸めた時に尻に蹴りを貰いそのまま廊下に四つん這いになりました。

大声で笑うヤンキー生徒と仲間達。クスクスと笑う女子生徒と、その中に授業を終えた教師の顔も見えました。

そこからは余り覚えてませんが、その殴ったヤンキー生徒の顔を殴って眼鏡が割れ、彼の顔に傷を負わせた事、加勢に入った他のヤンキー生徒にボコボコにされながら暴れた事、近くにいた教師が止めに入らずに逃げてった事と、後から来た体育教師にようやく止めらた事を後から聞きました。

その後、校長室に呼ばれて事情聴取です。

ヤンキー生徒は口裏を合わせ、私が一方的に暴れたので止めに入ったと言ってる様で、先生もそれで済ませようとしてる様子でした。

私はその時何を聞かれても『僕はイジメられています』しか返事をしませんでした。

教師をイライラした様で、終いには『お前がそんなだからイジメられるんだ!』と怒鳴られました。

母が職場から慌てて迎えに来て、教師に平謝りしてたを、ボーッと見てました。

翌日の下校時に、昨日のヤンキー生徒と仲間達に待ち伏せされて報復が有りました。

5対1。勝てる訳もないのですが必死に抵抗し、近所の人の通報で警察官が来て、報復は終了しました。

その乱闘事件が自分の中でキッカケになった様な気がします。

自分の身体能力は彼らに劣っていない事、大人数では勝てないけれど、一対一になれば負けないんじゃないか?と思い始めて、それからは殴られたら殴り返す。後で大人数で報復されを数回繰り返しましたが、直接イジメてくる奴が徐々に減っていきました。

そりゃあ誰も殴られたくないでしょうからね。

2年の夏休みを迎える頃には、相手はヤンキーだけになってましたが、何かお互い疲れちゃったんですかね。

終いには何もして来なくなりました。

それからは徐々に友達も出来ましたが、小中の友達は今でも誰も信用してません。何せ一時期は全員が敵でしたから。

今振り返ると、凡そ3年間我慢したメンタルの強さは凄いなと思いますし、あの時抵抗せずに暴れなかったら、私はどうなっていたのだろうと思います。

私はイジメって言葉が嫌いです。

殴られたり蹴られたりしたらそれは法律はそれを『傷害』と呼び、物を取られたら法律はそれを『窃盗』と呼び、その他『犯罪教唆』や下手すると『殺人未遂』まで、学校内で起こっている犯罪はイジメって言葉で片付けてしまっているからです。

イジメられっこだった自分だから言える事ですが、イジメからの真の解放は有りません。

幸い私は身体とメンタルに恵まれたお陰で中学2年でイジメは無くなりましたが、多くのイジメられっこは解放される事はないでしょうし、解放されたはずの今でも私の人生に暗い影を落とします。

社会はイジメられっこに転校や不登校を勧めている様ですが、イジメられっこは犯罪被害者なのです。 それは解決に直結しません。

イジメの根絶に繋がるとは思えませんが、イジメという言葉を使うのを止め、全ては犯罪であり、学校内であっても法の支配が及ぶ事を保護者も含めて認識させる。

そうする事がイジメの抑止に繋がる様な気がします。

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