男気を感じた「ランボー」をオンラインビデオ配信サービスフール―で見ました。セクシーで筋肉ムキムキのシルベスタ・スタローンという俳優が主人公のランボーを演じているのですが、まったくその役が合いすぎて、怖いくらいです。
険しいジャングルの中をこれでもかと駆け巡り、敵をジワジワと追い詰めるあたりが楽しい映画です。そのジャングルは先も見えず、どこに敵が居るのかさえも分かりません。
敵は多くの銃を装備しているし、ランボーよりも遥かに多くの敵が待ち受けているのです。自分なら、そのジャングルに入ることさえ怖いのに、ランボーは突き進むことを選びます。
その時の顔が妙に印象に残っています。孤独と恐怖に打ちのめされても、自分が行くんだという強い信念を持っているランボーの気迫を感じられます。自分もランボーになったような気分になり、急に出てくる敵に驚き、倒すとスカッとしました。
ヤリが腕に突き刺さった時は演技かと思いましたが、実際に打たれているのを後から知りました。実際に腕にヤリはめり込んでいます。そのヤリを自分でズボッと引き抜くのですが、鍛えられているせいか、なんなく抜いては自分で止血までしてしまうのが驚きました。
プロ根性を見る映画でもあり、この映画のためにどれだけ筋肉を鍛え、精神を研ぎ澄ましたかが分かるような主人公の姿に胸が熱くなりました。キリッとした目つきが素敵ですし、まるでターザンのように駆け巡る野性的な姿に虜になる映画です。