映画・アニメ・ドラマなど名作色々口コミ58あの時あの人の話にちゃんと耳を傾けていれば…。そんな場面が何度も登場するちょっと悲しい映画に思えました。
オタクなマークのコンプレックスとその心理に共感しっぱなしでした。

もともと出身校や所属するサークルや性格などから強いコンプレックスを持ち、それがあるがゆえに「フェイスブック」を急成長させ世界一のSNSにしたわけですが、きっと本人からすればあまり意味のないことだったのかもしれません。

自分の体験から言わせてもらうと、あまり強いコンプレックスにさいなまれ続けると、何をやっても自分を省みることが無くなります。なぜなら自分のやってきたことに価値はないと思い込んでいるから。

自分がこうと望んだ結果以外は無価値だとかたくなに思いこんでいるのです。

コンプレックスを原動力にすれば意外と凄いことですが、たいていのことは何でもできても、それを原動力とする限り、たいていの何でもできることに価値を求めないのです。

何に価値を求めるかと言えば、非常に限定的で不可能に近いもの、この映画では、自分から決定的な亀裂を作ってしまった彼女に彼女からの和解、あるいは歓心を買うこと。そして、それ以外は大した意味のないもの価値のないものとして捨て置かれます。

自分なんかどうだっていいから目的を果たしてこそ意味がある。そこに価値つくと信じて疑わない状況に陥ってしまったのです。

だからこそ、自分に理解ある人達の言葉を何度も無視し続けて、やがてその人たちも離れて行ってしまった。

最後の場面で彼は多くのものを失い、もう戻ってこないものの価値を実感して何を思うのか、鑑賞後しばらく自分と重ねてしまいました。

名作批評取り扱い注意

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