映画・アニメ・ドラマなど名作色々口コミ28若かりし頃、漫画で読んだ記憶があった程度という些細なきっかけで観はじめた寄生獣ですが、これって現代社会に警告を促すような話だったのねと、改めてこの作品の奥深さに感動しました。

本来であれば、頭に寄生して人間の思考や体をのっとり、人間を食べる寄生生物なのですが、ひょんなことがきっかけで、主人公の新一に寄生したものは、右手の部分のみだったので、新一と寄生生物のミギーが一つの体に共存することになります。

一言でいえば、とても合理的な考え方をもつミギーと、人間的感情を持つ新一。

お互いの意見をぶつけ合いながら共存していきます。

敵は寄生生物にパラサイトされている人間だとばかり思っていたのですが、結局はそうではないんです。

最終回でミギーが新一に「人間は暇な動物だ。だけど、それこそが人間の最大のとりえだ。心に暇のある生物はなんて素晴らしい」といようなことを言うんです。

この言葉にこの話の全てが集約されており、涙を誘うシーンでした。

でも、このアニメの奥深いところは、心に暇のなくなった人間が増えているということを暗に暗示しており、警笛を与えているところだと思います。

他人を思いやる気持ちがなくなっていたり、自分勝手な言動が増えている私たち人間を静かに攻撃しているような気がしました。

感情も何も持たない寄生生物も、人間の赤ちゃんを育てるという過程の中で、愛着という気持ちが芽生えてくるんです。

そんなシーンにも涙が出たりと、観て良かったと心から思えるアニメでした。

名作批評取り扱い注意

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