過労死・ブラック企業の口コミ・経験談・アドバイス0005超大手の、誰もが知っている鉄道会社が管轄しているホテルのレストランでアルバイトをしていました。親会社が大企業なので、知名度も信頼度も高く、見た目はもちろん設備も素晴らしく整っていて、高級ホテルと位置付けられています。しかし、実際は社員の数が全然足りていません。もちろん、有名なホテルだし、憧れられるような場所なので、毎年新入社員の数はしっかりと確保できていると聞いたことがあります。でもイメージと現実の違いで3か月もしないうちに毎年半分はやめてしまうらしいです。その分、私たちアルバイトに負担がかかっています。

お客さんからみたら、スタッフはみんな同じ、そのホテルの人間だし、確かにホテルに雇われているのでそうなのですが、時給900円で、ホテルの正社員と同じように働かされています。実際、ころころ社員も変わるので、仕事をわかっているアルバイトやパートに主な仕事が回ってきて、社員は何かトラブルがあった時に頭を下げるだけ、必要な時にホテルの名前が入った名刺を渡すだけ・・・そんな感じです。かといって、私たちの仕事を見守ってくれるかと言ったらそんなわけでもなく、働かない&働けないくせに偉そうに口出しばかりしてきます。必死で働いているのに、さらに仕事を増やすような指示ばかりします。女性の方が人数が多いのですが、「これだから男性がいない職場は疲れる」「大きな仕事がこちらにばかり回ってきて困る」とか、適当に文句ばっかり、「女性は楽でいいよね」とか毎日のように言ってきました。

繁忙期になると必然的に働く時間も長くなり、残業も増えてきます。平気で週に50時間はサービス残業していたと思います。ある程度の残業がついたくらいの時間になると社員さんから声がかかり、「そろそろ時間だからカード切って」と指示されます。かと言って帰らせてもらえるわけではなく、その日の片づけや翌日のセッティングなど、やっておかないといけないこと(社員でもできることばかり)を全部させられてから帰ります。あまりにも腹が立って「ちゃんと残業つけさせてください」と言ったことがあります。でも「俺たちだって上から文句言われてるんだから。これ以上残業つけられると俺の管理が悪いとか言われる。実際はてきぱき仕事しないお前たちが悪いのに」みたいな感じではっきりと言われました。どうしたらそんなことが言えるのか、私たちは社員以上に働いているし、繁忙期とか、休みの日にも急に「来てほしい」と言われて手伝いに行って、しっかり会社に貢献しています。それなのにこんな扱いをされて、もう我慢できなくなり、やめました。

社員さんたちも同じように残業していますが、本当に必要で残業している人と「人より先に帰れない」「帰らない方がいい」という変な理由で館内を適当にふらふらして時間稼ぎをして、ある程度の残業がついたら帰るという人もいます。でもそれは一部の上の方の人たちです(役職がつくと残業つかないらしいので、その下のギリギリの人たち)。そんな上司のもとで働いている下っ端や今が働き盛りの若者(ホテル業界は20代30代がサービスマンとして一番使われます)たちは週に100時間近くサービス残業していました。たまに「残業をしてはいけない日」というものもあり、その日くらいは家族とごはんしたり恋人とデートしたりと計画していても、ほとんどの残業しない日に飲み会を入れられて強制的に参加もさせられています。休日出勤も月の半分近くあるらしいです。どうしてそこまでして働くのか、転職すればいいのにと思ってしまいます。でも「親会社が大企業でしっかりしているから倒産する恐れはない」「いつか転職する時に、前職の会社名が有名であるほど転職しやすい」とか、何か皆さんなりに理由を持って耐えているような感じでした。

どうしてこういう会社が上手く残っていっているのか、不思議で仕方ありません。真面目でちゃんとやっている会社だけが認められて存続すればいいのにと本当に思います。時々企業の内部告発とか、いろいろなニュースがありますが、そういうのを見るたびに「次はあのホテルが出るのではないか」と期待してしまっている自分がいます。でもニュースにならない、何か上手に隠す技を持っているのか、それとも、こういう運営は当たり前なのか、もっと報道番組とかで取り上げてもらえたらいいと思います。

やめたくても辞めさせてもらえないブラック企業をテレビの特集で何回もみたことがあります。私の場合は「辞めたかったらどうぞ辞めてください」という逆の感じだと思いますが、でも普段の働き方や待遇は他のブラック企業とほとんど同じだと思います。もしそんな会社で勤めている人がいたら、後のことを考えるのは大切だけど、それよりも自分の体を大切にして、辞めさせてもらえるうちにさっさと辞めて、もっと自分を大切にしてもらえる会社へ入った方がいいと思います。今はやめさせてもらえるけど、この会社がいつ「辞めさせてくれない」会社になるか、もしかしたら近いうちに・・・かもしれないからです。逃げ道があるうちに、逃げるべきです。

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