過労死・ブラック企業の口コミ・経験談・アドバイス0004
近年出てきた言葉のうちの1つが「ブラック企業」ですが、これって言葉がなかっただけで、ずっと前からそういう企業はあったのだと思います。または、そうして我慢して我慢して働くというのが当たり前だと洗脳されていたか。日本人は世界一働くという民族で、私はこれがとても嫌いです。ブラック企業はやることが多すぎるのかもしれませんが、効率がとても悪く感じるからです。働いている時間は長いくせに、チャットをやっていると「今仕事中」という人がいてびっくりしたこともありました。仕事中にそんなチャットができるのかと聞くと、後ろを気にしつつやっているとか。

そもそもどうして効率が悪いのかと考えた時、私は日本人の偏った美学が原因ではないかと思いました。例えば、出産をする時には無痛分娩など言語道断!痛みこそがわが子を産んだ証!のように、基本ドMなのです。働かないと何をしたらいいかわからない、働いていないことで罪悪感を感じる、そうした意識が仕事の効率を悪くしているのでしょう。少なくとも私はそう思います。

これは働いてからに限ったことではなく、学生時代にも言えると思います。子どもたちではなく、大人が強いている宿題なんかがそれに当てはまります。夏「休み」だというのに大量の宿題を出していますよね。これが風物詩のようになっていますが、その感覚がまた日本人的です。海外では夏休みが長い上に休みなのだから宿題なんぞ出ないというところも多いです。それでも学力を保っていられるのは、その子たちが賢いのではなく、きちんとしメリハリが身につくような授業をちゃんと学校内で行っているからでしょう。

どこからどこまでをブラック企業と呼ぶのかは難しいですが、一番目安としてわかりやすいのは超過勤務でしょうね。上司からのいびりなどもブラックと捉えられますが、これは何をどんなシチュエーションで言われたかにも関係があるので第三者が判断するのは難しいです。私の友達に、これぞ超過勤務ではないかという納豆製造工場で働いている人がいます。彼曰く、休みの日は休むためにあるものだから出かけることはしない、だそうで、これはライフワークバランスが崩れているなと思いました。社会人の休日は、少なくとも仕事の疲れをとり、かつリフレッシュできるくらいの活動力はとれないといけません。ましては彼は24歳でしたから、それで疲れきっているのはどうかと思います。

また別の友達は、営業の仕事をしていたようですが精神を病んでやめました。お宅に突撃訪問しての営業だそうですが、会社に帰ったら何時間ものいびりが待っていたそうです。これは明らかにブラックでしょう。営業をするために覚えなければならない文言があるそうなのですが、それを暗唱していた時にふと涙がこぼれてきて、これはもうダメだと辞めたそうです。精神が完全に壊れる前に退職するのは勇気ある撤退だと思います。

まさか自分がブラック企業に入るなんて、と誰しもが思っている中、ブラック企業とは身近にある存在なのでしょう。私はあまり友達との付き合いがない方なので、たまたま集まった時にそれぞれの食事会でこの2人の現状を聞いてショックを受けました。もしかしたら私もそうだったかも。そうあってもおかしくないと思いました。

ただ、誰もがブラックなんて嫌だと思っているのにそこに入ってしまうのは完全に会社が悪いのではないでしょうか。いくら調べても出てこない情報はありますから、社員とコネがない人が会社を調べるのには限界があるのです。私も就職活動中には大学のOBやOGに連絡を取ろうと試みましたが、キャリアセンターではそこに就職した人がいない、もしくは今現在は連絡が取れないということが多かったです。よって、基本はネットで情報収集をすることとなりましたが、そんな内輪のことまで載っているはずもなく、結局は面接時に詳しく聞くということになります。しかし、面接中に「ここはブラックですか?」と直球を投げるわけにもいきません。残業のあるなしを聞いてもきっと、ある時はあるしない時はないというあやふやな回答になることでしょう。結局ブラックかどうかというのは会社に入ってから知ることとなるのです。これでは運次第というところがありらちがあきません。

私は、ブラック企業だという認定証のようなものを作り、それこそブラックリストに載せるべきだと思います。全ての就活生がその情報を見られるように情報公開し、その人の人生を狂わせることのないようにしたいです。会社はそれで入ってくる人がいなくなりますが、それはその会社が悪いので言い訳はできません。もし改善されたらリストから排除されるような仕組みにしたら汚名返上できますから、企業も環境を改善しようと頑張りますよね。これだけ身近にころがっているブラック企業はなんとかしてなくさなければならないと思います。若い人の芽を摘んでしまわないためにも必要なことでしょう。

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